Voeux_2009

丑年になりましたね。経済学者たちの言葉を信じるなら、おそらく厳しい一年になるのでしょう。彼らはみんな悲観論者ですけど。
波に飲み込まれずに無事2010年にたどり着く。そのために特に大事なことは、今まで得たものを大事にして、それを失くさないようにすることでしょう。
イラストレーターとして、アダプテーターとして休みなく活動した2008年。アトリエ・デカレにとって、2009年は、現時点ですでに2008年の延長にあるように見えます。42歳にして、やっと私もこの道の人に!
これからの数週間の予定から考えると、春くらいには動脈硬化で大変なことになっているかもしれません。
主な理由は、二月までに谷口ジローさんの『冬の動物園』のアダプテーションを、続いてすぐ、夏までに同じ谷口さんの『坊ちゃんの時代』の第一巻のアダプテーションを仕上げないといけないからです。これはハステルマン社がフランスの読者向けに出版します。
その間に、連載 Wandering Mind の最終回までを描きあげ、同じ朝日ウィークリーで新連載を始めます。タイトルは 「The Maiden Voyage」 。4月中にその第一話が掲載されます。
4月までにNHK出版の新連載のレイアウトも決めなければならず、さらに毎月このための新しいゲームを考えなければなりません。
加えて毎週8コマの講義の仕事もあります。
これじゃ、不満を言ってるみたいですね、でも全然違います!ずっと望んでいたシチュエーションを手にしたことに心から満足しています。自分の仕事がいかにリスキーか分かっているからなおのことです。
言いたいのは、2008年同様2009年も私の最大の敵は時間だってことだけです。
今の状態なら、生まれつきの怠け癖に打ち勝てても、相変わらず仕事の多さに往生しているでしょう。
長く続くと、こういうプレッシャーはまるで監禁です。閉鎖的な空間を無理矢理作らなくてはならなくて、その外に出ると時間の浪費みたいに感じられてしまうんです。
ところが、タイミング、つまり人との出会いが重要になる仕事では、この状態、いわゆる「ひきこもり」状態が、逆説的にチャンスを減らしてしまうんですよね。
上手く説明しにくいんですけど。

時間を上手く使うことが鍵です。特に、大事なことに集中できるようになることが。
これがブログをしばらく、少なくとも2月まではお休みにすることにした一番の理由です。毎週数時間をブログにあてるだけのエネルギーが今の私にはありません。それにもし足かせになるようなら、このブログの意味がありませんからね。
それから、このブログをもっと活気のあるものにしたいと思っています。アイデアはいくつかあります、2月になったらお分かりいただけるでしょう。

近々またお会いしましょう!

ヴァンサン・ルフランソワ